少数報告。

マイノリティ・リポートの原作小説を買ってきた。短編小説だと云う事を知らなかった。かつ著者がトータル・リコールの原作も書いたSF作家としては有名な人だと言う事も。SF小説自体今まであまり読まなかった事実に気付く。推理小説とかは小学生の頃からガツガツ読んでたのに。あ、でもノストラダムスの大予言とかは結構読んでた気がする…小学校の図書館に無駄に置いてあった物を。今思えば何でそんな物がミッションスクールの図書館に置かれていたのか不思議で仕方ないものの。

とりあえず読んでみた感想。翻訳小説って文法がオカシイとか云うイメージが(何故か)あるのでどうなんだろうとか思っていたら、全然普通だった。如何に自分が日本の小説しか読んでないかがよく分かる…それよりも話がよくわからんとか思ってしまった理解力と想像力の無い自分が切なかった。映画にされる以上もっとスケールのデカイ話なのかと思ってた所為だろうか。未来予想システムとかいったものが開発されて犯罪が無くなる世界を実現するのだと考えていたから、ミュータントの予言者がいないと話が成り立たないっていうのは良い意味でも悪い意味でも期待を裏切られたような。無駄にマトリックスとか甲殻機動隊のような世界を想像してたのかもしれない。

SF小説はあくまで空想小説であって、未来予想してる訳でも予言してる訳でもないけど、読んでると起こり得そうな話で微妙に恐怖感。まぁ実現するとしても随分と先の話になるだろうしその時に自分が生きている可能性はほぼ有り得ない、多分。その未来を見てみたいという好奇心もあったりはする。

時間が無いのでまた今度追記予定。